1例目は、B5版横型の5枚複写。
左端の辺で5枚ともミシンで切り取り、さらにその1件の伝票を中心で2つに切れるミシンが入ります。ミシンで切り離す両片に識別ナンバー入り。刷り色は1色(紺)ですが、印刷内容は各枚ごとに違うため、版を切り替えながら印刷を進めます。
我らが伝票用印刷機は、
複写伝票印刷に特化したハシモト製JMが3台。ナンバリング、ミシン入れもワンパスで入る優れものです。工程をまとめられるため、コストを抑えることができ、お客様に価格で還元できるという強みがあります。
2例目は、当社HPではご紹介しきれない、
両面印刷を含む5枚複写。さらにご紹介しきれない、2色刷り。
版は総数で8枚使用するツワモノです。
両面印刷の際には、表面にたいして多少なりとも透けて見える、裏面の印刷にも気を配ります。
印刷面が左右に偏っていないか。穴位置に対して十分な余白があるか。文字の行間や罫線が、表面の判読に邪魔にならないよう配慮されているか。
もちろん、校正の段階で十分に確認してから版出力しますので、トンボ通りに印刷すれば原稿の表裏もそのまま仕上がって当然と言いたいところなのですが、紙の特性や印刷機の圧力による伸びなどの影響で、実際の印刷時にも人間の手による微調整を加えないと、本当に見やすい(=使いやすい)伝票には仕上がりません。
たんなる無地の紙が、皆様の会社のオリジナルの伝票となっていくさまは、「産みの苦しみ」ならぬ「楽しみ」として、現場を活気づかせます。
皆様、いつもありがとうございます。
複写伝票の印刷はe伝票.comにお任せください!
伝票印刷のお見積もりはこちら>>
~関連記事~印刷・刷り色
・
2月23日付 制作実績「部分的に入る『赤』が効果的な4枚複写伝票」
・
2月10日付 制作実績「特別な色、継続したい色に合わせます」
・
2月2日付 制作実績「オプションの1例 裏面にも印刷可能です」
~関連記事~ナンバー、ナンバリング
・
3月8日付 制作実績「ナンバリングのあれこれ」